エモいゲームのおすすめ5選!心に刺さる名作をジャンル別に紹介

近年インターネットやSNSなどで日常的に使われるようになった、エモいという言葉。これはどこか懐かしさを感じたり胸が締め付けられるような切なさがあったり言葉ではうまく表現できないほど心を動かされた時に使われる表現です。特に最近は、心に深く刺さる重厚なシナリオを重視したゲームが多数リリースされています。

今回はエモいゲームのおすすめ5選と心に刺さる名作をジャンル別に紹介していきます。

アドベンチャー部門・ライフイズストレンジ

エモいゲームの代表格として世界中で大ヒットを記録し数々の賞を受賞したのがLife Is Strangeです。舞台はアメリカの豊かな自然に囲まれた田舎町にある高校で、写真好きで少し内気な地味な女子高生マックスはある日突然時間を巻き戻すことができる不思議な能力を手に入れます。

彼女はその特別な力を使って親友クロエの命を救ったり、学校のクラスメイト同士で起こるさまざまなトラブルを解決したりしていきます。

過去の改変と予測不能な切ない未来

しかし過去を都合よく改変することは未来に予期せぬ大きな影響を与えてしまいます。バタフライエフェクトと呼ばれる現象によって小さな行動の変化がやがて町全体を巻き込む巨大な竜巻という破滅的な結末へと繋がっていくのです。

青春時代のきらめきと取り返しのつかない過去への強烈な後悔そして最後に究極の二者択一を迫られるラストシーンはプレイヤーの心に一生消えない爪痕を残します。全編に流れるインディーフォークのBGMが物語を完璧に彩っています。

RPG部門・サイコロジカルホラーOMORI

可愛らしい手描きのイラストと心の闇を深くえぐるサイコロジカルホラーの要素が見事に融合した他に類を見ないRPG作品がOMORIです。主人公の少年オモリはカラフルで平和な夢の世界とどこか不穏で無機質な現実世界を行き来しながらかつての友人たちとの関係や過去に起きたある悲劇的な事件の真相に少しずつ迫っていきます。

序盤は子供たちが不思議な世界を冒険するほのぼのとした王道RPGのように進んでいくのが特徴です。

隠された過去のトラウマと深い余韻

しかし物語が進むにつれて世界には徐々に歪みが生じ始めプレイヤーは目を背けたくなるような真実と真正面から向き合うことになります。心の深い傷やトラウマそして許しをテーマにしたストーリーは非常に重厚でエンディングを迎えた後にはしばらく立ち直れないほどの強烈な余韻に浸ることになります。

ポップな見た目からは想像もつかないほどエモーショナルで心に深く突き刺さる名作として国内外の多くのゲームファンから熱狂的な支持を集めています。

ノベルアドベンチャー部門・To the Moon

最先端の派手な3Dグラフィックや複雑なバトルシステムがなくても優れたシナリオと美しい音楽だけで人はここまで感動できるのかと世界中を驚かせたインディーゲームの金字塔です。主人公の二人の医師は臨終のベッドにいる患者の記憶の中に入り込み記憶を書き換えることで月に行きたいという彼の最後の願いを叶えるという非常に特殊な仕事を請け負います。

患者である老人ジョニーの記憶を老年期から青年期へと遡っていくことになります。

月へ行きたい理由と至高の物語

さらに幼少期へと記憶を遡っていく過程でなぜ彼が月に行きたがっているのかそして彼の亡き妻との間に一体何があったのかという切ない真実が次々とパズルのピースのように繋がっていきます。懐かしいレトロなドット絵で描かれていますがその心理描写の表現力は圧倒的です。

全編を通して流れる美しくも悲しいピアノの旋律がプレイヤーの涙腺を強烈に刺激しプレイ後には温かくも切ない涙が絶対に止まらなくなる至高の物語体験を味わうことができます。

アクションパズル部門・芸術作品GRIS

言葉やテキストによる説明を一切排除し映像と音楽そしてゲームプレイの体験そのもので感情を雄弁に表現したまるで動く芸術作品のようなゲームです。主人公の少女グリスは自身の人生に起きたとても辛い経験によって声を失い色褪せた悲しみの世界に迷い込んでしまいます。

プレイヤーは彼女を操作して不思議で巨大な建造物が立ち並ぶ世界を探索しパズルを解きながら少しずつ世界に失われた色を取り戻していくという幻想的な旅に出発します。

悲しみの受容を描く色彩の変化

最初は白黒だった孤独な世界に赤や緑そして青と水彩画のような美しい色彩が画面いっぱいに広がっていく演出は鳥肌が立つほどエモーショナルです。少女が悲しみを受容し再び立ち直っていく心理的なプロセスが言葉を使わずにステージのギミックや色彩の変化だけで見事に表現されています。

敵と戦ったりゲームオーバーになったりする概念がないためアクションゲームの操作に不慣れな方にも強くおすすめできる極上のリラクゼーション体験を提供してくれる一本です。

シミュレーション箱庭部門・なつもん

日本の夏の原風景をふんだんに詰め込んだ究極のノスタルジー体験ができるオープンワールドアドベンチャーゲームがなつもん20世紀の夏休みです。プレイヤーは巡業にやってきたサーカス団の団長の息子となり緑豊かな海辺の田舎町で一ヶ月間の夏休みを自由に過ごすことになります。

朝はラジオ体操に出かけ日中は虫取り網を持って野山を駆け回り海で泳ぎ夕暮れ時にはヒグラシの鳴き声を聴きながら縁側で冷たいスイカを食べるという理想の夏が待っています。

終わっていく夏の切なさとノスタルジー

大人になるにつれていつの間にか忘れてしまった子供の頃のあのキラキラとした夏の記憶が画面の中に鮮やかに蘇ります。特に世界を救うような大きな事件が起こるわけではありませんが町の人々との温かい交流や少しずつ夏の終わりが近づいてくる特有の寂しさはまさにエモいという言葉がぴったりです。

夕焼け空の圧倒的な美しさや夜の静寂に響く虫の音など環境音の描写が素晴らしく時間を忘れてずっとこの町に浸っていたくなるような魅力に溢れた名作です。

まとめ

今回はプレイするだけで心が激しく揺さぶられるエモいゲームのおすすめ5選をジャンル別にご紹介しました。時間を巻き戻す青春アドベンチャーから心の奥底のトラウマと向き合うRPGそして、日本の失われた夏休みを体験できる箱庭ゲームまでどれも一生の記憶に残る素晴らしい作品ばかりを集めました。是非気になるゲームがありましたら体験してみてくださいね。