これまではクエストの攻略情報を紹介していましたが、さすがにここまで進んできた姫様はクエストは難なくクリアされる方が多いと思うので、ここからはストーリーの振り返りに集中したいと思います!
さて、11章6話「掬える数」のストーリーは……
メインストーリー11章6話「掬える数」マリスがカイリに固執する理由とは?
戦いで怪我を負ったメディを休ませるため、一行はカイリが妹と一時期身を潜めていたという、森の中の小屋を目指します。
その途中、アヴィが「なぜマリスはカイリにばかりやたらつっかかるのだろう」という疑問を口にするのです。
確かに、マリスは誰に対しても険悪な態度ですが、特にカイリに対して当たりが強い様子。
カイリにマリスと以前会ったことがあるのかと尋ねるのですが、カイリは「シロモフを盗めと言われたときだけだ」と否定するのです。
カイリが残した目印を頼りに、かつてカイリ達が過ごしたという小屋を目指し……
ようやくたどり着いた小屋は、カイリと妹がいた時よりもずっと古ぼけているようでした。
メディを休ませたあと、ルークはデジールから持ってきたという1冊の本を取り出します。
デジールの人々が何を思っていたのかを知ろうというのです。
その時、またエミール現れます。
誰かのことを心配するエミール。
それが誰のことなのかと問うヒロインに「お兄ちゃんを助けてあげて」とエミールは答えるのです。
その時、ヒナタが「カイリがいなくなっている」と気づきます。
カイリは一人、カラビナの朽ち果てた城を訪れていたのです。
そして城の中で、カイリはマリスと遭遇します。
カイリに対して強い憎しみを露わにするマリス。
マリスはすでにこの世にはいない、カイリの妹の幻を作り出し、カイリを責め立てようとし……
というところで、6話は終了です。
みどころは、ヒロインとルークとの会話
この11章6話では、休んでいるメディの隣で、ヒロインとルークが交わす会話が印象的です。
自ら破滅に向かっていくかのようなホープを憂いるヒロインに、ルークがかつての自分について語り、優しく力づけてくれます。
ルークって、メディのツッコミ役としての印象ばかり強くなってしまいましたが、実は自分自身もとても苦しんだ経験を持つ人なんですよね。
ルークが旅のメンバーに加わった理由、そこでルークが感じていたこと。
「そうだったんだ……」
という、ルークの側面が見えて、そしてルークの優しさがジンと沁みる6話でした。
まだの人はぜひ、クエストをクリアしてその目で読んでみてください!
ルーク……地味だけど、本当にいい王子です。