4月にサービス終了!ドラクエ『ダイの大冒険 -魂の絆-』とはどんなゲーム?

スマホゲーム『ダイの大冒険-魂の絆-』が4月27日にサービス終了すると発表されました。本ゲームはテレビアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の世界を楽しむことのできるゲームで、2021年9月28日にサービス開始された爽快“大爆進”RPGです。原作ストーリーに加え、ゲームオリジナルストーリーを楽しむことができるため、リリース前から非常に大きな注目を集めていました。しかしゲームリリースから1年半ほどでのサービス終了が告知されています。

そこで今回は『ダイの大冒険-魂の絆-』がどのようなゲームだったのか、口コミでの評価も踏まえてまとめていきます。

ダイの大冒険とは?

ゲームの詳細に触れる前に原作の『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』についてまとめておきます。

孤島デルムリン島でモンスターに育てられた少年ダイの成長と、ポップ、レオナ、マァムなど仲間たちの絆の冒険を描いています。本編の大部分は魔王軍との攻防戦が描かれています。

『ドラゴンクエストシリーズ』を題材にしていますが、登場するモンスター、呪文、職業などの根幹に関わる設定のみがゲームと共通しており、それ以外は各種ゲーム作品と一切の繋がりが無い、完全オリジナルの世界設定がなされています。

随所にゲーム作品をリスペクトした要素を多分に含ませつつも、少年漫画らしいアクションシーンの方が印象に残りやすい物語となっています。

『ダイの大冒険-魂の絆-』はどのようなゲーム?

本ゲームは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の原作のストーリーを3Dアニメーションで追体験できるだけでなく、ゲームオリジナルストーリーをプレイすることのできるスマホゲームです。

ゲーム性

バトルの操作は非常にシンプルでバトルに参加するキャラクターを3名選んで、それぞれを配置して戦わせます。配置による効果などもあり、戦術的に奥深さもあります。

コレクション性

他のドラクエシリーズのスマホゲーム同様、ガチャなどで様々なアイテムを手に入れることができます。また手に入れたアイテムを強化することでバトルを優位に進めることもできるため、さまざまなアイテムを集めつつ、強化していく楽しさがあります。

ガチャだけでなく、イベントごとに発生するクエストをクリアすることで原作でも大いに活躍するキャラクターを手に入れることができます。そのイベントをクリアするためにも強いアイテムを手に入れておく必要があります。

4月にサービス終了、その理由は?

大人気コンテンツである『ダイの大冒険』のアプリゲームが1年半ほどでサービスを終了するということで、何が原因だったのでしょうか。口コミからその理由に迫っていきます。

公式の発表は?

公式サイトにはサービス終了の理由を「今後お客様にご満足いただけるサービスの提供が困難であるという結論に至ったため」。としています。

Twitterの反応

Twitterにはサービス終了に対する悲しみの声だけでなく、ゲームを酷評する声も上がっています。とくにストーリーが全て出切っていないなかでのサービス終了の案内ということを受けた批判が多く見られました。なかには「今までにない最悪アプリ」という声まで上がっています。

App Storeのレビュー

ダウンロードをするApp Storeには肯定的な声(評価の星4以上)が非常に多くある一方でTwitterよりもかなり具体的にコメントが寄せられています。

もともと原作のファンが非常に楽しみにプレイをしていただけに落胆も大きくなってしまっていたのでしょう。「世紀の大名作が大迷作になってしまった」というコメントや、「β版でのテストの結果を反映させているとは思えない」など辛辣な言葉が続いています。

原作のあるゲームではキャラクターボイスを楽しみにプレイする人も多くいますが、それもゲームの最序盤のみで、あとはキャラの静止画に文字が並ぶだけということにがっかりした、という声が上がっていました。

また強力なアイテムをゲットするガチャに関しても排出の渋さが指摘されており、課金しているプレイヤーでもなかなか希望のアイテムが出ない、ということもユーザー離れを加速させてしまった要因かもしれません。

最後に

今回は4月27日にサービスが終了するスマホゲーム『ダイの大冒険-魂の絆-』についてまとめてきました。

注目度、期待度が高かったため落胆からくる批評が多く上がっていたようです。バトルシステムなどは評価を受けている項目もあっただけに非常にもったいなかったな、と思います。

サービス終了まであと1ヶ月ほどありますので、興味のある方はぜひプレイしてみてください。