TVアニメも放送開始!大人気の『SPY×FAMILY』その魅力とは?

2022年4月9日にテレビ東京系列で放送が開始されたスパイファミリー アニメ。原作は、遠藤達哉さんがジャンプ+(ジャンププラス)にて連載している『SPY×FAMILY』です。

スパイファミリーのアニメでは、ロイド役を江口拓也さん、アーニャ役を種﨑敦美さん、ヨル役を早見沙織さんが担当。他にも多くの人気声優がスパイファミリー アニメ 声優に起用されたこともあり、放送前から大きな話題になっていました。第1話放送後は、Twitterで関連ワードがいくつもトレンド入りするなど、順調なスタートを切りましたね。

このように大人気の『SPY×FAMILY』ですが、何が魅力なのでしょう。ジャンプ+に連載が始まった時からの読者である筆者が魅力についてまとめていきます!

SPY×FAMILYとは

そもそもスパイファミリーとはどんな漫画なのかご紹介します。

あらすじ(アニメ公式HPより引用)

人はみな、誰にも見せぬ自分を持っている。世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。黄昏は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった! 3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。

SPY×FAMILY 3つの魅力

凄腕スパイの父と殺し屋の妻、心が読める超能力者の娘という、デコボコ家族とその周りの人々が巻き起こすハプニングがテンポ良く繰り広げられる『SPY×FAMILY』。スパイファミリーの魅力はいくつもありますが、大きな要因として

  1. 魅力的なキャラクター
  2. シリアスな設定の中での笑い
  3. 不器用ながら一生懸命な姿

の3つが挙げられます!順番に解説していきます。

1.魅力的なキャラクター

まず初めにお伝えしたいのが、SPY×FAMILYのキャラクターが魅力的であるということです。

主人公のロイドは、凄腕スパイということでクールでスタイリッシュなキャラクター。妻のヨルは、凄腕の殺し屋でありながら天然な面も強く、強さの中にもどこか柔らかさのあるキャラクターとして描かれています。娘のアーニャは好奇心旺盛、活発で元気いっぱいの、いわゆるお転婆な女の子です。この他にもヨルの弟・ユーリは、姉を溺愛する弟としてロイドを敵視しつつもお酒に弱いところがあり、すぐに泥酔することで、憎めないキャラクターになっています。

このように読者を魅了するキャラクター設定が秀逸です。漫画やアニメでキャラクターに魅力があるかどうかはファンを獲得するために必要な条件です。SPY×FAMILYはその条件を完璧にクリアしていると言えます。

2.シリアスな設定の中での笑い

作中の世界は東西での冷戦が舞台となっていることもあり、一見平和そうに見えますが、かなり緊張が高まっている情勢です。SPY×FAMILYでは、このシリアスな情勢でもクスリと笑える人間模様が描かれていることも魅力の一つと言えます。

ロイドの同僚であるフィオナは、ロイドに対しかなり強めの好意を持っており、無表情な反面、頭の中はロイドへの想いでいっぱい!心を読んだアーニャも少し引いてしまうほどでした(漫画では、フィオナの周りにロイドへの好意を示す文字が埋めつくされるほど・・・苦笑)。これがシリアスな争いの中で描かれているので、一瞬肩の力が抜けるような笑いが差し込まれ、物語のいいアクセントになっています。

3.不器用ながら一生懸命な姿

スパイとして、どんな依頼もそつなく完璧にこなすロイドですが、唯一うまくいかないことがあります。それがアーニャの気持ちを理解して、彼女が求めることをしてあげることです。アーニャは天真爛漫な上に心まで読めてしまうため、一筋縄ではいきません。それでも諦めずに不器用ながらも試行錯誤し、本物の父と子のような関係性を築いています。

このようにどんなに苦手なことでも一生懸命取り組むことで少しずつでも成果が出るのだと教えてくれる作品でもあり、それが魅力の一つと言えます。

まとめ

今回は、漫画も大人気連載中、アニメも大好評放送中と今最注目のSPY×FAMILYの魅力についてまとめてきました。まだ最新話に難なく追いつくことができるので、どちらも見たことがない方は、是非見て欲しい作品です。ロイドやヨルの不器用ながら真摯に向き合う姿勢や、アーニャたちの可愛さに心温まること間違いなしです!